2013年の流行語大賞候補にまで上がった「ブラック企業」
数年前から耳にする言葉でしたが、今年は本当によく聞いたりテレビなどでも特集が組まれ話題になりましたよね
実際はどういう会社のことを言っているのだろう、自分はどうなのだろうと思ってしまうので、調べてみました。
ブラック企業とは
こんにちは、さらくりです。
そもそもブラック企業っていったい何？
どういった会社なの？
自分の会社もブラック企業ではないの？
って思っている私と同じ思いの人はすごく多いのではないでしょうか、あなたはどうですか？
労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働（サービス残業）を従業員に強いたりする、もしくはパワーハラスメントという心理的、暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業や法人（学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む）のことを指す
引用元：http://ja.wikipedia.org/wiki/
と言われているのがブラック企業の概要なのですが、簡単に言うと悪い会社ってこと？
あってますね、そう悪い会社です！
しかし会社や仕事などは、そもそも辛くて大変なのは当たり前だと思うのですよ、遊びでやっているのではなく、生活のため楽しい人生を送るためにお金を稼ぐ場所ですから
それは当然、大前提に頭に入っていますが、それを利用して行われているのがブラック企業です。
仕事だから大変なのは当たり前、遊びでやっているのではないからと頑張って頑張り過ぎている人達を会社や一部のトップの人間だけが利益を奪っているのです。
2013年ブラック企業大賞はコチラ→ブラック企業大賞
優良企業とは
ブラック企業と言われる言葉があるのですから、それには対象となる会社があって、それと比べたり比較して言われることですよね。
会社には、一流企業から中小企業まで多くの会社が存在しますから一流企業が優良企業と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いだと思います。
確かに一流企業は、それだけ大きな成功を収めていますし社会的にも地位があって素晴らしいですが、その全ての会社が優良企業ということではないです。
それは、今まではよかったかもしれませんが、現状は違っていることがあるからです。
時代の流れや雇用形態の変化などによっても大きく変わってきますから、昔からある会社が一番安心で優良企業だと思うのは止めておきましょう。
参考までにここに2013年の社会人が選んだ転職したい企業のランキングを載せておきますね。
1位 トヨタ自動車
2位 グーグル
3位 ソニー
4位 ファーストリテイリング
5位 リクルート
6位 東日本旅客鉄道（JR東日本）
7位 ソフトバンク
8位 アップルジャパン
9位 三菱商事
10位 パナソニック
引用：http://doda.jp/guide/popular/recruit/2013/#01
学生が就職したいランキングとは違い社会人が選んだランキングですから、とても参考になると思いますよ。
労働時間に合った給料
少し話がそれてしまいましたが、ブラック企業とはどういった実態なのか調べて見て一番感じたのが労働時間ですね。
会社によって違いはありますが、基本給というのがありますよね。
給料の基本となる金額のことですが毎月決まった額が支給されますが、これは就業時間に対するお金です。
就業時間というのは、一日の労働時間8時間という会社の規則に基づいたことですが、それを超えた場合の労働に対しては残業代がつきますよね。
それが不景気だからとかボーナスで還元するからとかいう会社の都合で、残業代が付かないサービス残業がとても多いということです。
それが10分20分ならいいですが、何十時間も働かせるところがほとんどです。
そもそも社員は、自分の時間を会社の仕事に使うことで、お金(給料)を貰っていますから、就業時間以外の労働に対しては会社は、残業代を払う義務がありますがこれらを払わないブラック企業がとても多いです。
そしてもっと手の込んだやり方は、管理職という肩書きを付けてしまうことですね。
普通の社員と違って管理職になると、管理職手当というのが付きますがその代わりに残業代は付かなくなります。
これを利用して管理職に多大な労働時間を与える会社が非常に多いですね。
普通に残業代を貰っていた方が多くのお金を貰えるのに、管理職手当ってなんでこんなに少ないと感じている人は多くないですか？
私もそうでしたから、とてもよくわかります。
ボーナスでその分還元するからと言っていますが、一度もそれに見合ったボーナスを貰ったことはないですしね。
そしてそれが嫌なら会社を辞めてくださいと実際には言っていないけれど、そういったニュアンスを出しているのもブラック企業の特徴です。
会社を辞める理由とバンドが解散する
理由は意外と似ているについて書いた
記事はコチラです。
まとめ
あなたは大丈夫ですか？
しっかりと自分の労働時間にあった最初に会社と契約した時の条件分の給料を貰っていますか？
基本給の多い少ないは、業種や仕事内容によって大きく変わってきますからしょうがないですが、きちんと残業代を誤魔化されず貰っていますか？
もしそうではなく、上で書いたような状態になっている場合はもしかしたらブラック企業かもしれないですよ。
不景気だからしょうがないと思っていませんか、不景気で仕事がなく定時で帰っているのなら大丈夫ですが、おそらくこの記事を読まれているあなたは、私と同じような境遇になっていませんか
自分の大切な時間を会社の仕事に使っているのですから、その分のお金(給料)を貰うのは当然の義務ですし我慢する必要は一つもないです。
日本人の性質なのかもしれませんが、周りの人が我慢しているのだから私も我慢するしかないと思ってしまうかもしれませんが、それは違います。
それをいいことにブラック企業は、このままずっと同じような状態を続けていきますよ。
自分の好きな事を仕事にして働いているのならそれは、自分が決めたことなのでこれからも頑張って続けてほしいですが
そうではない場合は、自分は大丈夫なのだろうか、この会社は大丈夫なのだろうかと考えるのも必要だと思います。
働いている一番の理由は、家族が自分が幸せで楽しい人生を送るために頑張っているのですからね。
ブラック企業という言葉がここまで大きく取り上げられるようになったのは、それだけ多くの人が辛く大変な思いをしているからだと思いますし
国や政治もブラック企業について真剣に対処する方針で企業名の公表など行っているので、今一度確認してみてください。
それが、家族や自分をブラック企業から守るキッカケになると思います。
ブラック企業に入らない為に知っておく事
についてはコチラの記事に書いてあります。
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