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風邪が治っても咳が出る時は風呂に入らない?注意点と入り方!

こんにちは、さらくりです。

風邪の時って、風呂に入らない方がいいと
言われますが、それは本当なのでしょうか

そして、熱は下がったけど、咳がまだ出るって人もいます。

そんな時の風呂の入り方や注意点を調べてみました。

風邪の時は風呂に入らない?

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昔からよく、風邪をひいてる時は
風呂に入ってはいけないと、言われていましたよね。

これは、どうしてなんだろうと思って調べてみると

江戸時代の有名なお医者さんが、風邪の時は
風呂に入ってはいけないと、言ったことから
今もそう言われているそうです。

結構古い言い伝えなのでびっくりしましたが・・・

その理由として、湯冷めしてしまうのと
身体の体力が、消耗してしまうからだと言われていました。

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湯冷めは、風呂に入って身体が暖かくなっている
状態と、風呂上りの外気との温度の違いから起ります。

そして、体力が消耗すると言われているのは
熱いお湯(42℃以上)に入った時、人間の身体は
血圧が一気に高くなり

高くなると交感神経が働いて
身体が活発に活動を始めるからです。

なので、熱い所にいると、汗をいっぱいかくのは
血圧が上がって、身体が活発に活動しているからなのです。

確かに、湯冷めをしてしまったら、風邪が
悪化しますし、体力を消耗すると身体が弱って
しまいますよね。

しかしこれは、江戸時代の話で
今は暖房があるので、部屋や脱衣所を暖かく
しておけば、湯冷めはしないですし

江戸時代は、風呂と言えば
熱いお湯に浸かって、さっと風呂から出る習慣
だったからですが、今はそうではないので

お湯を38~40℃にして、交感神経を活発に
しないようにして、ゆっくり風呂に入れば大丈夫です。

湯冷めをせずに、お湯の温度を熱くしないで
ゆっくり20分くらい入って、身体をリラックス
させれば大丈夫です。

入浴の注意点と入り方

ここで風邪をひいている時の
風呂の入り方と注意点をまとめると

入り方

・脱衣所と部屋の温度を暖かくしてから入る

・お湯は熱く(42℃以上)せずに、38~40℃の風呂に20分くらいゆっくり入る

・風呂上りすぐに身体を拭いて、暖かい恰好をする

注意点

・血圧をあげて、交感神経を活発にせず、身体をリラックスさせる

風邪をひいている時は、なるべく身体は洗わない
(身体を洗っている時に湯冷めしてしまうからです。)

これらの入り方と注意点を守ってもらえれば
風呂に入るのは逆に、身体にいいことなので
大丈夫です。

ただこれは、風邪をひいていても
まだ身体を動かす元気がある時で

熱がひどくて身体がだるくて動かせない時は
無理に入らずにゆっくり横になって、寝ていてください。

咳が出ている時は

風邪は治ったのに、まだ咳だけは
出るっていう場合がありますよね。

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そんな時は、どうなのかと、詳しく書いた記事が
コチラにあるので、よかったら読んでみてください。

風邪が治ったのに咳がとまらない場合!

記事を読んでもらえたでしょうか

風邪は治ったけど、咳が止まらない場合は
喘息にかかっている場合があります。

まず、普通に風邪をひいている場合と
同じ入り方と注意点を守って、風呂に入ります。

そして風呂に入って、咳がひどくなった場合は
喘息にかかっている場合があります。

それは、風呂に入ってリラックスしていると
副交感神経が活発になってきます。

これは、交感神経とは反対で、身体が
リラックスしている状態の時に、活発になるのですが

喘息の場合は
この時に、咳が止まらなくなる場合があるのです。

よく喘息の人は、夜寝ようとすると
咳がひどくなるといいますが

その原因が、この副交感神経が活発に
なってリラックス状態の時です。

なので、そんな場合は、風邪とは違うので
風呂は長いせずさっと上がって、また病院で
みてもらってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか

風邪の時は、風呂に入ってはいけないっていうのは
意外と古い話でした。

日本人のいい所でもありますが、昔の人が
言っていたことは、正しいという考えがありますが
それも時と場合によりますね。

今は、物凄く科学も医療も生活水準も
大きく発展していますから、湯冷めを予防する方法は
いくらでもありますし、お湯の温度も自由に調整できますからね。

なので、風邪をひいた場合でも
汗を流してすっきりして、38~40℃のお湯に
20分ゆっくり浸かって、湯冷めを注意して

またぐっすり体を休めてください。

ただ、これは風呂に入る元気がある場合なので
身体がだるくてしょうがない場合は、無理には
入らないでください。

そして、一番注意してほしいのは
咳の場合ですね。

熱が下がったけど、咳が長引いていて
風呂に入った時に、咳がひどくなった場合は
喘息の恐れがあります。

しっかりと病院に行って症状を説明して
再度診察してもらってください。

風邪は、いくら自分が注意していても
引いてしまいますが、それを悪化させないのが
最良の治療ですからね。

そして、風呂に入って体の疲れをとるのも
大事な健康法の一つです。

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インフルエンザの時は普通の風邪の時
とは違ってくるので詳しくはコチラの記事
に書いてあります。

インフルエンザの時の風呂の注意点

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